男性のはげ・薄毛の原因とは?対処法は?

薄毛・抜け毛
Close-up of a Japanese man suffering from thinning hair

「最近抜け毛がすごい…ひょっとして自分は薄毛なのか…原因もわからない…」

今この記事に辿り着いたあなたは、このようにお悩み中かと思います。

まずはこの記事を読んで薄毛や抜け毛の原因を知り、セルフチェックと適切な対策法を知りましょう。

はげ・薄毛の原因とは?

日本人男性の3人に1人がAGAで悩んでいると言われていますが、そもそもはげてしまう原因は何があるのでしょうか?

AGA、はげには、「男性ホルモン」が大きく関係しています。

男性ホルモンが多いと、ヘアサイクルが乱れやすく、抜け毛多くなったり、髪が成長しなかったりして頭皮が薄くなってしまいます。

その他にも日々の生活習慣や食習慣、髪の毛のケアなど様々な要因よってハゲになるかどうかが決まってきます。

これから紹介していくはげてしまう原因を理解して、予防できるようにしていきましょう。

遺伝によるもの

はげ、薄毛の80%以上の原因は遺伝によるものだと報告されています。 このように、薄毛は遺伝することが判明しています。 もっとも大きな要因となるのが、AGAとの関わりも深いホルモン受容体遺伝子です。 上述の通り、AGAはホルモン受容体がジヒドロテストステロンと結合することで発症・進行します。

生活環境の影響

AGAは、遺伝がほとんどの要因だと記述しましたが、生活環境の影響も無視はできません。

薄毛は80%程度が遺伝要因と言われていますが、20%程はそれ以外の要因が関係します。

食生活や生活習慣は、発毛や髪の成長に影響を与えることが分かっています。

食生活の面でいえば、タンパク質や亜鉛などのミネラルが不足するだけで、髪の毛の成長に歯止めをかけてしまうのです。

また、一見髪の毛とは関係がなさそうに思われる糖質も、不足してはならない栄養素のひとつとなります。万が一不足すると、体内のタンパク質がエネルギーに変換・消費されます。近年では、ダイエットの観点から敬遠されがちな栄養素となっていますが、髪の成長のためにも、適量を摂取しましょう。

ただし、髪の毛に良いと言われているワカメやひじきなどの海藻類は、ミネラルを豊富に含むため身体には良いですが、たくさん食べたからといって、髪の毛が生えたり黒くなったりすることはありません。栄養バランスの良い食事を、しっかり摂るようにしましょう。

生活習慣の乱れも薄毛の原因となります。生活リズムが乱れると心身共にストレスを感じるため、心あたりのある方は今一度見直してみてはいかがでしょうか。
さらに、発毛や髪の成長は睡眠中に行われるため、睡眠不足が薄毛を引き起こす可能性もあります。慢性的に睡眠不足という方は、特に注意しましょう。

外的要因

日常生活における外的要因は、頭皮環境の悪化を招きます。
例えば、パーマやカラーは直接的な薄毛の原因とはなりませんが、使用する薬剤には刺激の強いものも含まれます。これらが頭皮に付着することで、部分的な炎症を引き起こす恐れがあります。
使用するにしても、髪に優しい成分でできたカラー剤などを使用するのが無難でしょう。

また、身近なところに潜む外的要因として、紫外線にも触れておかなければなりません。
紫外線は長時間浴び続けると頭皮にダメージを与え、頭皮環境を悪化させます。特に気をつけたいのが夏場です。帽子を被るのがもっとも手軽な対策法ですが、長時間被り続けると頭皮が蒸れるため、かぶり続けるのは避けましょう。
このほか、ワックスなどの整髪料や刺激の強い石油系のシャンプーの使用など、日常生活にはさまざまな外的要因が潜んでいます。これらが主に招くのは頭皮環境の悪化ですが、一つひとつ対策を打つことが可能です。

はげ・薄毛の対処方法は?

はげ・薄毛に有効な対処法として、発毛剤という物があります。発毛剤は、発毛を促して新しい頭髪が増えることを助ける薬剤のことです。

発毛剤と育毛剤の違いは?

発毛剤と育毛剤は、薬機法では異なる分類に分けられています。発毛剤は医薬品、育毛剤のほとんどは医薬部外品です。

医薬品は治療や予防を目的とした薬のことで、医薬部外品は予防や衛生を目的とし、人体に対する作用が緩和なものです。

つまり、医薬品である発毛剤は、髪を生やす、毛量を増やすといった治療・改善が目的です。

本当に効果がある成分は?

本当に効果がある成分は、ずっと昔からこの3つしかありません。

その成分とはずばり ミノキシジル フィナステリド デュタステリドこの3つだけです。

ミノキシジルとは?

ミノキシジルとは、発毛を促進するの薬です。成分には、毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促し、成長因子を出させる作用があります。そして血行が改善されることで、毛細血管から毛乳頭へ栄養を行きわたり、頭頂部や生え際の発毛が促進されるというメカニズムです。ミノキシジルは、すでに世界90ヵ国以上で承認され使われている有効成分です。

このミノキシジルを主成分として配合する発毛剤は、新たに毛を生やしたり、細くなった髪を太く成長させたりする効果が期待できます。

おすすめの男性用発毛剤

ここからは、有効成分のミノキシジルを配合し、第1類医薬品に分類される発毛剤を紹介していきます。

ロート製薬 リグロEX5 60mL

【第1類医薬品】リグロEX5 60mL

ミノキシジルを5%配合しており、防腐剤・酸化防止剤共に不使用で、頭皮に高密着するように容器を工夫するなど、高い使用感が特徴です。

大正製薬 【第1類医薬品】リアップX5プラスネオ 62mL

【第1類医薬品】リアップX5 チャージ 62mL

ミノキシジルを5%配合し、壮年性脱毛症における発毛、育毛や、脱毛の進行予防といった効果・効能を持つ第1類医薬品です。ミノキシジル以外にも7種の有効成分を配合し、発毛をサポートします。

スカルプD 【第1類医薬品】メディカルミノキ5

【第1類医薬品】スカルプD メディカルミノキ5 60mL

ミノキシジルを5%配合した発毛剤であり、この商品独自の取り組みとして、三井住友海上火災保険株式会社と「スカルプD ミノキ補償制度」を創設し、その条件に該当する方を対象に治療費補償を行っています。

アートネイチャー LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 60mL

【第1類医薬品】LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 60mL

アートネイチャーによる、初めての発毛剤が「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」です。この製品も、ミノキシジルを上限となる5%配合。壮年性脱毛症における発毛と、脱毛の進行予防に働きかけています。

まとめ

最近の技術では、発毛効果が認められている市販商品は多数登場しています。ご紹介した発毛剤を例に、ご検討してみるのはいかがでしょうか。効果には個人差があるとのことですが、じっくりと焦らずに取り組むのが吉のようです。

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