男女問わず、加齢とともに増える悩みと言えば、「薄毛」もその1つ。
「発毛剤と育毛剤の違い」をはじめ、「医薬品と医薬部外品の違い」「発毛剤による副作用」など、疑問を抱いている人も少なくないのではないでしょうか?
そこで、発毛剤を選ぶ上で知っておきたい基礎知識や選び方、また、市販されているおすすめの発毛剤をここでご紹介しましょう。
発毛剤と育毛剤の違いは?
発毛剤と育毛剤は、薬機法では異なる分類に分けられています。発毛剤は医薬品、育毛剤のほとんどは医薬部外品です。
医薬品は治療や予防を目的とした薬のことで、医薬部外品は予防や衛生を目的とし、人体に対する作用が緩和なものです。
つまり、医薬品である発毛剤は、髪を生やす、毛量を増やすといった治療・改善が目的です。
本当に効果がある成分は?
本当に効果がある成分は、ずっと昔からこの3つしかありません。
その成分とはずばり ミノキシジル フィナステリド デュタステリドこの3つだけです。
ミノキシジルとは?
ミノキシジルとは、発毛を促進するの薬です。成分には、毛乳頭細胞を刺激して毛母細胞の増殖を促し、成長因子を出させる作用があります。そして血行が改善されることで、毛細血管から毛乳頭へ栄養を行きわたり、頭頂部や生え際の発毛が促進されるというメカニズムです。ミノキシジルは、すでに世界90ヵ国以上で承認され使われている有効成分です。
このミノキシジルを主成分として配合する発毛剤は、新たに毛を生やしたり、細くなった髪を太く成長させたりする効果が期待できます。
おすすめの男性用発毛剤
ここからは、有効成分のミノキシジルを配合し、第1類医薬品に分類される発毛剤を紹介していきます。
ロート製薬 リグロEX5 60mL
ミノキシジルを5%配合しており、防腐剤・酸化防止剤共に不使用で、頭皮に高密着するように容器を工夫するなど、高い使用感が特徴です。
大正製薬 【第1類医薬品】リアップX5プラスネオ 62mL
ミノキシジルを5%配合し、壮年性脱毛症における発毛、育毛や、脱毛の進行予防といった効果・効能を持つ第1類医薬品です。ミノキシジル以外にも7種の有効成分を配合し、発毛をサポートします。
スカルプD 【第1類医薬品】メディカルミノキ5
ミノキシジルを5%配合した発毛剤であり、この商品独自の取り組みとして、三井住友海上火災保険株式会社と「スカルプD ミノキ補償制度」を創設し、その条件に該当する方を対象に治療費補償を行っています。
アートネイチャー LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 60mL
【第1類医薬品】LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5 60mL
アートネイチャーによる、初めての発毛剤が「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」です。この製品も、ミノキシジルを上限となる5%配合。壮年性脱毛症における発毛と、脱毛の進行予防に働きかけています。
まとめ
発毛剤と育毛剤の用途の違いは理解出来たでしょうか。
最近の技術では、発毛効果が認められている市販商品は多数登場しています。ご紹介した発毛剤を例に、ご検討してみるのはいかがでしょうか。効果には個人差があるとのことですが、じっくりと焦らずに取り組むのが吉のようです。